浄水器とは

浄水器は主に水道水の塩素やカルキ臭、トリハロメタン、細菌、赤サビなどを浄化する目的で使用されています。浄水器には主にセラミック式、中空糸膜式、活性炭式、逆浸透膜式などがあり、それぞれ性能が違ってきます。直接水道の蛇口に取り付けるものや、水道管の途中に機会を取り付けるものなどあり、金額も数千円から数万、数十万以上と様々です。残留塩素が心配で浄水器を使用するのであれば、安価なものでも残留塩素試薬オルトトリジン溶液を薬局で買ってきて性能を確認できますので十分かと思われます。但し、市販の浄水器のほとんどはこれらの有害物を完全に除去することは難しいです。

◆浄水器が普及した背景
水道水の消毒に使用する次亜塩素酸いわゆる塩素が有機物と反応して生成されるトリハロメタンの危険性やカルキ臭、また、マンションなどの給水タンクの汚染などの不安が広まり浄水器の利用が急増しました。水道水は直接飲めないという認識が高まり、今では、浄水器を通した水道水を飲むか市販のミネラルウォーターを飲む方が大半を占めるようになりました。高度浄水処理を導入した地方自治体も増えてきて以前ほど危険度は下がったもののやはり心理的にもそのまま飲めないのが実情です。

アルカリイオン水を作る機能性ゼオライトセラミックス