柿の葉茶の成分
柿の葉は、レモンの10~20倍、ほうれん草の10倍ものビタミンCを含むとされています。また、野菜などに含まれているビタミンCとは違い、熱に強い「プロビタミンC」というビタミンCの前駆体として含まれています。ですから、熱いお茶として飲んでもほとんど壊れることなく吸収されます。そのほか、カルシウム、アストラガリン、ポリフェノールの一種であるタンニン、カテキンやルチン、コリン、食物繊維が含まれています。柿の葉茶にはフラボノイド類が多く含まれていますが、特に、その一種アストラガリンはヒスタミンの分泌を抑制する働きがあります。また、ビタミンCは、タンパク質の一種であるコラーゲンの生成に必要な成分で、補酵素として働くことにより生成に寄与しています。
酵素は生体のすべての生化学反応に触媒として働いています。しかし、中にはそれだけでは十分に働かない物がありその反応の働きを補うものとして、補酵素があります。補酵素の多くはビタミンですが、コラーゲンの生成に必要な酵素に補酵素として働いているのがビタミンCなのです。
コラーゲンは正常な皮膚や血管、粘膜、骨などを形成するのに不可欠な物質であるため、ビタミンCは身体の重要な細胞を作る上でとても重要な成分と言えます。そして、そのビタミンCは常に消耗して空気のように必要になります。常に摂取することが求められているのです。
また、ビタミンCは、抗酸化力が強いことも良く知られています。ビタミンCは水溶性で取りすぎても体外に出ていってしまうので、取りすぎによる健康被害は認められていません。柿の葉茶のようにビタミンCをたくさん含んでいるものを毎日取ることは、健康維持にとても大切なことで、粘膜の強化にも繋がり、花粉症などのアレルギーの予防などにも期待されます。
ポリフェノールとは
ポリフェノールはフェノール酸・エラグ酸・フラボノイド系・リグナン系・クルクミン系・クマリン系の6つに分けられます。柿の葉茶に含まれているタンニン、カテキン、ルチンなどはフラボノイドに分けられています。
ポリフェノールは、ほとんどの植物に存在している色素や苦味などの成分で、光合成によって作られその数は5000種類以上とも言われています。色によって昆虫などを引き寄せて受粉してもらったり、苦味などにより自分の身を守ったり植物にとってその役割は様々です。抗酸化作用も強く、その他殺菌効果、コレステロールの低下作用など人間の身体に役立つ成分が多数あります。柿の葉茶にはポリフェノールがたくさん含まれているため、健康によいお茶として知られています。
柿の葉茶
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