柿の葉茶Q&A

柿の葉茶と西式健康法Q&A

Q1：一度に沢山飲もうとティバッグを大量に開封したのですが、必要以上にそれらを開封してしまいました。 一度開けてしまってもチャックで閉めてしまえばまた後日に使用することは可能でしょうか。 それともこのまま捨てた方が良いのでしょうか。

A1：柿の葉茶の利用目的はビタミンＣの摂取の訳ですが、そのビタミンＣは強い抗酸化作用があります。抗酸化作用とは、他の物よりも自身が酸化されて他の酸化を防ぐ効果のことなのです。つまり、封を開けるとビタミンＣが酸化され易くなりますので、あまり芳しくありません。ですから、もし、必要以上に開けてしまった場合は、袋の空気をよくだしてチャックを閉めて、冷蔵庫に入れて保存しておくとよいでしょう。ただし、開封したものはなるべく早く利用するようにして下さい。

Q2：西武健康法によりますと柿の葉茶を使用するのが一番良いとのことですが、具体的にどのような点が優れているのでしょうか。緑茶などにも沢山ビタミンＣが含まれているのでそちらを使用してもそれほど変わらないと思うのですが。

A2：緑茶にもビタミンＣはありますが、緑茶には刺激物であるカフェインもたくさん含んでいます。また、いろいろな野菜にもビタミンＣは含まれていますね。ただ、ビタミンＣは熱に弱いので、調理するとほとんどなくなってしまいます。最近は、野菜の栄養素の不足も問題になっています。その点、熱に強いビタミンＣが豊富に含まれていますので、こちらを勧めています。

Q3：健康を保つためには西勝造氏が考案した西武健康法にのっとり様々な栄養素を摂取するべきだということを耳にしました。この西武健康法というのは一体どのようなものなのでしょうか。 また、西勝造氏とはどのような人物だったのでしょうか。

A3：西式健康法創始者西勝造氏は、少年時代から病弱な体質で、二十歳まで生きられないと医者から言われたほどでした。それで、医学を猛勉強して行くうちに、日本の医学の西洋医学一辺倒の体質に疑問を抱き、民間療法などあらゆるものを学んで来て西式健康法を確率して行きました。そのなかで、経験的に生食がとても効果のある療法として提唱しています。また、西式健康法では、「皮・食・肢・心」の四要素の調和が真の健康になる上で重要かつ不可欠なるものとしてこの四つを総称して「四大原則」と命名しています。また、四大原則に基づいて、西式健康法六大法則（�@平らな床に寝る�A木の枕を使う�B金魚運動�C毛管運動�D合掌合蹠法�E背腹運動）なるものがあり、創始以来実践されています。

Q4：西武健康法によりますとビタミンＣが多量に含まれる柿の葉茶を飲むことで健康な体を保つことができるそうです。 ということは他のビタミンＣが多量に含まれる食べ物などを摂取すれば健康になれるのでしょうか。

A4：基本的にはビタミンＣの豊富なものを食べれば良いと言うことです。しかしながら、前述の通り、レモンやアセロラなどはビタミンＣが多く含まれていますが、強酸性なので大量にとると胃腸を壊してしまいます。また、一般の野菜などは調理して食べるとビタミンＣは損なわれてしまいますね。また、近年、野菜の栄養素不足は問題になっています。その点、柿の葉茶は、熱に強いビタミンＣが豊富に含まれているので、効率よくビタミンＣを取ることができるので、西式健康法では、このお茶を勧めているのです。それから、ビタミンＣを毎日必要量取ることは、健康に寄与しますが、それだけを摂取すれば健康になれるという考えではないのでご注意下さい。

Q5：西武健康法によりますと柿の葉茶は健康法を維持するのに非常に最適な飲み物であると言われています。 多量のビタミンＣが含まれていることからも健康に良い飲み物であるということは容易に想像がつきますが、この他にも西武健康法にのっとった食べ物や飲み物というのはないのでしょうか。

A5：西式健康法の食事では、朝食抜きの1日2食の玄米菜食が基本です。この時食べる野菜は生食です。この生食を食べる療法で西勝造氏は健康増進を実感して、その効果の多くがビタミンＣが関係していると考えられ、ビタミンＣを効率よく摂取するために柿の葉茶にたどり着きます。野菜を生で食べる事は、調理することで失われたビタミンなどの栄養素を丸ごと摂取することが出来ると考えたからです。生の野菜を毎日用意するのが大変な場合は、数種類の野菜を使った野菜ジュースや青汁を勧めています。西式健康法では、基本的に動物性タンパク質は食べないようにしています。亡くなられた甲田光男先生は、甲田式西式健康法として独自の観点から西式健康法を広め、難病で苦しむ多くの方を治癒した方で有名ですが、その著書がたくさんあります。その食事療法で甲田氏は玄米も生で食べるように指導していました。