柿の葉茶Q&A

国産の柿の葉茶Q&A

Q1：こちらの柿の葉茶は国産の柿葉専用柿園で作られた葉を使用してあると記述されております。 それゆえ多量のビタミンＣが含まれているようですが一体どれぐらいの量が含まれているのでしょうか。 また、一般的なお茶に比べてどのくらい量に違いがあるのでしょうか。

A1：この柿の葉茶のビタミンＣ含有量は、2006年に販売用で抜き取り検査をした結果では、茶葉100ｍｇ当たり1700ｍｇの含有が認められています。この数値は、市販品の中でもトップクラスの含有量となっているそうです。ビタミンＣの含有量は、同じ柿の葉茶でもメーカーが違えば違ってくるので気を付けたいところです。ご質問の一般的な緑茶のビタミンＣ含有量は、乾燥葉で100ｇ中に250ｍｇくらいとなっています。玉露では110ｍｇくらいで煎茶に比べ約半分以下となっています。また、紅茶やウーロン茶では、葉を摘み取ったあと萎凋（いちょう）といって葉を放置して水分を飛ばす行程があるため、ビタミンＣはこのときにほとんど分解されてしまうためありません。

Q2：国産であることからも安全面が保証されていることは理解できます。
しかし、農園で作られたということは農薬が使用された可能性もあることでしょう。国産で作られたものには農薬などが含まれているのでしょうか。

A2：この柿の葉茶は、茶葉を収穫するためだけに栽培している柿の木です。ですので、果実を収穫するものと違って基本的には農薬を使用する必要がございません。ですから、無農薬で栽培しています。また、もし近くで農薬を散布してそれが混入することも考えられるので、110項目の残留農薬に付いて検査をして不検出となっています。

Q3：柿の葉は6〜7月の時期になると最もビタミンＣの量が多くなるという話を耳にしたことがあります。 国産で作られているため安全なのは分かりますが、栄養面がどうなのかということが気になります。全ての柿の葉茶は上記の時期に摂取したものから作られているのでしょうか。

A3：こちらのは、すべて国産のものですが、6月〜7月の時期に収穫された葉を使っているかはメーカーに確認をとっていないので分かりません。ただ、先に説明してありますように問題はビタミンＣの含有量です。このお茶は、製品の抜き取り検査をしてビタミンＣの含有量を確認しています。また、その含有量は、市販品の中でも多い量なので心配はいらないかと思います。

Q4：国産で作られたものが多く安全面では安心出来そうということが分かります。 しかし、中には中国産のものがあるようですが、そちらは安全面では国産のものよりも劣っているということが言えそうですが、実際、どうなのでしょうか？

A4：中国産も通常の正規のルートで入って来るものは、きちんと残留農薬などの検査をして通ったものが輸入されて来ます。しかし、農薬は、基準値以下であっても人体に及ぼす影響があると考えられる範囲に幅があります。また、健康の為に飲むものなので、健康を害する農薬を使っていることは心配です。国産でもそうですが、出来れば無農薬栽培のものを選ぶ方が安心ですね。

Q5：国産の柿の葉茶について質問です。
このお茶は国産のものが多いとされているそうですが、価格や栄養量、安全面などにおいて多少のバラツキが見られますよね。購入する祭にはどのような点を重視していくべきなのでしょうか。

A5：柿の葉には、たくさんのビタミン・ミネラル、ポリフェノールなどが含まれていて、特にビタミンＣはデリケートで、酸化されやすく、加水分解されたり、酵素などによって分解されたりして損失しやすい栄養素です。そのため、ある程度品質を保つためにそれなりの設備等に費用がかかります。ですから、あまり安いものは、ビタミンＣなどの栄養素が十分含有しているかが不安ですね。また、価格が高いからと言って品質が高いということは必ずしも言えませんので難しいところです。そういう意味では、柿の葉茶は、西式健康法の本部である西会で作っているものが、信頼のおけるものかと思っています。