柿の葉茶Q&A

西式健康法と西勝造先生Q&A

Q1：西武健康法の創始者である西勝造先生についてもっと詳しいことが知りたいです。
西先生が著した書物を読んでみたいのですが、そのような著書はありますでしょうか。また、それらは現代でも購入することが可能なのでしょうか。

A1：もちろん、ございます。例えば、「原本・西式健康読本」「西式強健術と触手療法」中古本になりますが、「西勝造著作集」などがございます。また、西会本部著になりますが、「西式健康法入門」などは分かりやすくておすすめですね。

Q2：西勝造先生が生み出した西武健康法を伝承する人というのは沢山いるそうですね。
その一人である甲田光雄氏は甲田式西武健康法という西氏にならった健康法を生み出したそうですが、彼はどのような人物だったのでしょうか。

A2：西勝造氏もそうですが、甲田光男氏は若い頃とても病弱で長く生きられないと医者から言われたそうです。それで、医学の道を進むのですが、西洋医学では限界を感じていろいろと研究しているうちに西式健康法にたどり着いたようです。そして、難病と言われて西洋医学ではなかなか直すことが困難な患者を西式健康法を応用しながらたくさん救って来られた偉大な方です。彼の著書もありますので参考にされると良いかと思います。

Q3：西武健康法の創始者である西勝造先生の伝承者についてお聞きしたいことがあります。 西勝造氏の生み出した西武健康法を伝承した治療師や医学博士などがいるそうですが、彼らもまた新しい健康法を生み出した一人なのでしょうか。

A3：新しい健康法を生み出したと言うことではなく、あくまで西式健康法の中での健康法と考えた方がいいかと思います。甲田光男氏も甲田式西式健康法と言われるように、あくまでも西式健康法が根底にあるのであって、新しい健康法という表現は適切ではないと思います。

Q4：西勝造先生についてお聞きしたいことがあります。
彼は「悪くならない身体をつくる」ことに基本理念を置いた西武健康法を生み出した人物であるということを知りました。具体的にどのようなものがあるのか教えて下さい。

A4：土木工学者でもある西勝造氏は、人間が4足歩行から2足歩行に変化した事によりどうしても身体に歪みなどを生じてしまうことを主に予防するためにいくつかの体操を考案しています。それが西式健康法の基本となる六大法則といわれる物で、平床・硬枕・金魚運動・毛管運動・合掌合蹠・背腹運動があります。また、1日2食を基本とした生食療法などは、病気にならないための食事方法ともいえます。病気を患ってしまった方も、西式健康法をきちんと理解した医師の元で治療することにより改善することも可能です。

Q5：西武健康法を生み出したことで有名な西勝造氏ですが、その中で一つきになる治療法を見つけました。それは西武六大法則というもので運動療法の一つなのだそうですが具体的にどのような治療法なのでしょうか。

A5：上記でも少しふれておりますが、六大法則は平床・硬枕・金魚運動・毛管運動・合掌合蹠・背腹運動があります。平床は、就寝時、平らな板の上で寝ることで脊椎の矯正を目的にしています。硬枕は通称「木まくら」と言われるもので、平板と併用して頸椎の矯正を目的としたものです。そのほか詳しくは、西式健康法の著書などをお読みになって参考にして下さい。