りんごは産地直送がおすすめ
りんごは収穫後、直ぐに出荷されないものは、産地では通常一定の温度管理のもと低温保存して新鮮さを保っています。産地直送品の場合、大量に収穫されたものは、注文を受けてから発送するため、味や新鮮さを損なわないように一時低温保存しています。
市場に出回る場合は、きちんと温度管理されるものもありますが、まだ温度管理がきちんとされているとは限らず、鮮度が多少落ちるのが普通です。また、りんごは日持ちがいいので、スーパーや果物屋さんでは常温で山積みされていることが多いですね。
しかし、産地直送の場合は、一定の温度管理のもと保管されていてそのまま直接消費者のもとに届くので鮮度の状態がよく、美味しいものが味わえる訳です。また、店頭に出回ったものは、生産者の顔が見えないものがまだまだ多く、一度買って美味しかったからといって、同じお店で買ったとしても同じ生産者のものとは限らずがっかりすることもあるわけです。
その点、産地直送品(産直品)は同じ生産者の顔の見える美味しいりんごが、安心して購入出来るわけですね。
最新の温度管理技術
今では、収穫時期を何か月も過ぎたりんごが出回っていて、ほぼ年間を通して販売されています。その理由は、保存技術がとても進化して来たというのがその理由です。その保存技術は「CA貯蔵法」といって、呼吸を制御して低温保存する技術です。果実は、収穫後も呼吸をしていて次第に劣化していきます。それを、空気中の酸素量を減らして炭酸ガス量を高めて低温保存することで、仮死状態にして長期保存するという方法です。確かに依然と比べて、保存性は格段に向上して味もあまり落ちることがなくなりました。しかし、収穫して間もないものと比較するとやはり違いが分かります。その時実ったものをその時頂くのが一番の贅沢なのですね。