りんごの産地は?

りんごの産地は、主に北海道、青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県、福島県、新潟県、石川県、富山県、長野県、群馬県、山梨県、茨城県などがあげられます。

日本で最初にりんごが栽培されたのは青森県で、外国人宣教師が津軽に紹介したのがきっかけだと言われています。そして、東北地方と長野県で全体の生産量の90%以上を占めています。
りんごの栽培に適している年平均気温は8~13℃で、これらの地域の年平均気温とほぼ一致しています。これらの地方は栽培するのに適した気候と言えます。

それでは、世界に目を向けて見ますと、2011年現在、世界のりんごの生産量は1位中国、2位アメリカ、3位インド、4位トルコ、5位ポーランドと続き日本は14位となっています。1位の中国の生産量は突出していて日本の約55倍、世界生産量の半分近くにも及んでいます。品種としては、はやり「ふじ」がもっとも多く、中国では約7割を締めています。国別産地の生産量を比べると、いわゆる先進国は、ほぼ横ばいですが、中国やトルコ、イランなどではまだ増産が見込まれていますので、今後も世界の生産量は増加が見込まれています。今後、どのように生産量が推移して行くかは、やはり中国の動きを注目していく必要があるようです。また、日本のような蜜入りのおいしいふじが生産されるようになると、日本にとっては脅威になってくるかも知れません。

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