◆炊く前の下準備
玄米は表皮が硬くまだ眠っています。そのままだと美味しく炊けません。通常、12時間位水に浸けてから炊くと美味しく炊けます。夏場は10〜8時間くらいで大丈夫です。しかし、あまり時間にはこだわらず、朝炊くのならば前の晩に水に浸しておく位の気持ちで大丈夫です。玄米は水に浸すと眠りから覚め発芽モードにスイッチが入ります。この発芽玄米にアミノ酸の一種であるギャバがたくさん含まれています。
水の量は品種や収穫時期により多少変わってきますが、基本的な目安は電気炊飯の場合、玄米の1.5倍。圧力鍋では、玄米の1.2倍。土鍋では、玄米の1.6〜1.8倍位を目安とします。後はお好みで調整して下さい。
※ミルキークイーンの場合は、気持ち水分量は少なめがおすすめです。
◆ちょっとした工夫でおいしく炊けます。
◎炊くときに塩を一つまみ入れると美味しく炊けます。
塩を入れることで玄米のパワーが引き出され、旨味も増してきます。また、水に浸しておくときに水の変質を遅らせます。さらに美味しく炊く秘訣は備長炭を入れることです。無農薬の玄米でない場合は備長炭が農薬や保存料を吸着し、エネルギーを高める効果が期待されます。
◎玄米に雑穀をいれるとさらに美味しく頂けます。
雑穀はビタミンB群、ミネラルやたんぱく質などが豊富に含まれていますし、機能性成分としてフラボノイドやポリフェノールが含まれています。
赤米、黒米やもちびき、もちあわを混ぜると玄米にもちもち感がでて美味しくなります。アマランサス、大麦、ひえと一緒に炊くとパラパラとした食感になり、お寿司や、カレーライス向きになります。
◎美味しく炊くにはお水はきれいなお水を使いましょう。
最低でも浄水器の水を使いたいものです。
水道水の場合はくみ置きして時間を置いてから使いましょう。
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