●コシヒカリは日本人好みの美味しい品種です。
コシヒカリは米粒がそろっていて、粘りが強く、炊いた御飯に光沢と香りがあり、噛むと甘みが口の中に広がる日本人好みの美味しい品種です。
お米に含まれるデンプンはアミロースとアミ
ノペクチンの2種類あります。この内のアミロースのデンプンの比率が高くなるほど、炊くとパサパサしたお
米になります。餅米にはアミロースがなく、アミノペクチンが100%なのでパサつきがなくもちもちしています。
コシヒカリはこのアミロースの含有量が少ないので粘りのあるモチモチして食感があるのです。
●コシヒカリの美味しい産地は?
日本穀物検定協会による平成20年度の「米の食味ランキング」において最高の
「特A」を得たコシヒカリの産地は、新潟県、福井県、山形県、福島県、群馬県、長野県、山梨県などのある
地域に集中しています。
これらの地域は、新潟県周辺の内陸部にあり、夏にフェーン現象などにより昼間高温
になりかつ熱帯夜になにくい地域という特徴があります。